これは某サイトで書いた日記(2008-04-01)の転載です。
今年もIT業界にたくさんの新社会人がやってきたと思います。
そんなみなさんに、一番最初に本音を言っておこうと思います。思いついたことを無責任にぐりぐりと。
- 少なくとも2種類以上の言語でエディタとコンパイラ or インタプリタだけでプログラムを書けないうちはプログラマを名乗らないでください。
- クラスライブラリを使うのではなく、作ったことがない人はオブジェクト指向を理解したと言わないでください。
- 会社で必要と言われてることを全部勉強する必要はないですが、会社では要らないことも勉強してください。
- 先輩の言うことはせめて Web で裏を取りましょう。先輩とは無責任なものです。
- ある技術について勉強するなら本は2冊以上買いましょう。全然違うことが書いてあります。
- この業界は最新技術動向についていくのは大変ですが、基本的なところは30年ぐらい変わってません。
- 先輩が「これは奥が深い」と言ったらそれは「簡単にするのをサボってる」のです。
- 仕事でミスして、罪滅ぼしに貴重なプライベートの時間を削って残業してキャッチアップして、残業代をきっちり清算してください。してくれない会社だったら、それは法に反していますので犯罪組織です。
- これからはグローバリゼーションの時代ですので英語を勉強する前に、ちゃんとした日本語が使えるようにしてください。説明するのに「ここ」とか「これ」とか言わずに「仕様書18ページの上の図」とかちゃんと言ってください。
- わからないことをわかったふりをされると超迷惑です。しばきたくなります。
- 仕事は、覚えるんじゃなくて、ノートとペンを常に持ち歩いて記録してください。同じ事を2回聞かないためにはどうしたらいいか考えてください。
- でも2回聞かないといけなくなったらちゃんと聞いてください。
- ドキュメントは1年後の自分が読めるように書けるようになってください。
- 失敗したら、次はどうやったら「自動的に」同じ事にならないか、を考えてください。「今後気をつけます」は反省してない意味だと捉えます。
- 「どうしたらいいですか?」じゃなくて「こうしたいんですけどいいですか?」と聞いてください。
- (追加)「なんでそうしたい?」と聞いたら、理由を言えるようにしといてください。
- (追加)略語は何の略かちゃんと調べましょう。調べてない先輩の上を行ってください。
- (追加)スペルミスは致命的なミスです。辞書を引きましょう。
- また、思いついたら追記していきます。
ちゅうわけで、がんばってください。がんばる人のことは応援します。