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また「障害情報」につきましては、メンテナンスやアクセス障害などの 緊急度の高い情報のみを掲載するようにしております。
緊急度の問題なわけですね。なら「障害情報」ではなく「緊急障害情報」にして欲しい、などと細かいことを感じるようになってきたのは、あんまり自分が心穏やかでないからだろう。そろそろこの問題からは離れたほうが良さそうだ。最後に感じたことを纏めて、時間をおいてから、まだ思うところが残るなら、もう一度ゆっくり考えることにする。
まず、はてなカウンター日記でコメントで「障害報告を」と私も含む数人からコメントされていることに対し「障害」と「不具合」を「はてな側立場」で使い分けているところは非常にプロ的だと思う。
そして、障害と不具合の違いは何か? ということになるのだが、辞書的には
私的には
- 障害:機能不全(ソフトウェア以外の要因も含めて)
- 不具合:機能しているが、実際に使用上、問題がある
ぐらいが、しっくりくる定義だろうか。
例えば、URL・リンク元の集計のサイクルが時々飛んでしまうことで、実際の数値よりアクセス数が小さく出てしまうぐらいなら不具合と言えるのだろうが、丸一日分の集計が行われない、という事態は十分障害であると思う。
それに対し、私のコメント以降、一貫して「不具合」と回答する hatenacounter は技術者的でないプロの対応だ。これは有料サービスであることから考えると、ちょっと考えられないぐらい対応が酷い(指摘されて初めて障害を報告。集計完了を要求しないと報告しない。改善する旨コメントした直後に再度障害発生)ことと比べて非常にアンバランスだ。
コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学 の手元の版の p.93
言葉と音楽があっていなかったら、そこに欠けた要素がある
を思い出した。何かを欠いているのは、はてななのか私なのか。
とりあえず、無いと死ぬものでもないので、それはまた別の機会に考えるかもしれないし、もう考えないかもしれない。
それにしても、何で私は自分がクレーマー扱いされることを恐れるのだろうか。